感覚マーケティング「味覚」②

7月11日のゼミでは前回に続いて「味覚」についての発表を行いました。


「味覚」は 聴覚・視覚・触覚・嗅覚 に大きく影響を受けて成り立っています。

そのため「味覚」という感覚は単体では正確にとらえることが難しいのです。

ある実験ではエナジードリンクを目隠しした状態で飲んだとき、その飲み物がエナジードリンクだと特定できた人は20%のみだったそうです。


また、ある食べ物を口にした後にかけられる言葉によっても「味覚」が変化します。

 「それ、賞味期限切れだよ。」

などと口にしたものに対するネガティブな情報を与えることで不快感だけでなく、

 「言われてみれば味が悪かったな。」

と味の評価まで変化してしまうのです。


「おいしい」と感じさせるためには味を追求するだけでなく他の感覚にも訴えかけることが必要であるため「味覚」は感覚の総体であることを学びました。


HP担当 大谷

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