認知的要因、美しさと魅力の心理
11月21日のゼミでは、プレゼンを行い,センターステージ効果、評価に偏りが出る原因、ユーモアについて学びました。
センターステージ効果について
センターステージ効果という偶然でも中央に位置する人の能力が高いと認知するバイアスがあります。この効果から商品棚の中央に置いてある商品を選ぶ傾向があるそうです。しかし、好みの商品が明確にある場合はこの効果は制御されるということを学びました。
評価に偏りが出る原因について
連続で面接や審査を行う際に公平に評価しているつもりでも2つのことが原因で偏りが生まれます。1つ目は、全体の中で最後の出場者の評価が高くなることです。これを系列位置といいます。2つ目は、系列位置にかかわらず、前に行った評価が現在の評価に影響することです。これを履歴といいます。つまり、評価を行う際に系列位置と履歴が原因で公平に評価を行うことが難しいと分かりました。
ユーモアについて
ユーモアとは、何かを「面白い」「おかしい」などの笑いという身体表出を伴う感情表現のことです。ユーモアには、2種類あります。1つ目は、「不適合―解決モデル」と呼ばれるものです。例として、漫才を見て面白いから笑うということが挙げられます。2つ目に「不適合モデル」と呼ばれるものです。例として、状況そのものが面白いということが挙げられます。このように、予測と実際のずれがユーモアを生じさせるということが分かりました。
さらに、悲しい気分の参加者がネガティブな物語を読むとより内容を思い出しやすく、楽しい気分の参加者がポジティブな物語を読むとより内容が思い出しやすいことを学びました。
HP担当 彦坂
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