感覚マーケティング「味覚」
7月24日のゼミでは、感覚マーケティングの「味覚」について発表を行いました。
日頃感じる「おいしい」は単純に味覚のみから感じるのではなく、他の要因が作用しあって知覚しているそうです。
ワインを用いた実験では、カリフォルニア産とノースダコタ産のラベルをすり替えた状態でワインとチーズの味見をしてもらいます。前提として、カリフォルニア産は認知度が高く、ノースダコタ産は認知度が低いです。そのため、ノースダコタ産はおそらくおいしくないだろうと予想されます。
結果、中身はノースダコタ産でありながらカリフォルニア産のワインラベルでは評価が上がり、その時一緒に食べているチーズですらよりおいしいと評価されたそうです。
つまり、人間は味覚よりも視覚などの他の感覚を使用して知識や雰囲気から「おいしい」と感じているということがわかります。
食べ物の味は味覚だけで感じられるものではないため、商品開発する際には味だけでなくパッケージやメニューの開発にも力を入れる必要があることを学びました。
HP担当 吉村
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