認知心理学 第8章

6月3日のゼミでは「決める」というテーマについて発表しました。

今回の発表では、人間は「利益」から得られる満足よりも「損失」による苦痛の方が大きく感じてしまう損失回避の傾向を強く持っていることを学びました。発表の中で、1万円のお小遣いをもらえた喜びと1万円をどこかわからない場所に落とした悲しさのどちらが大きいか質問が行われたところ、ほとんどの学生がやはり後者の悲しさの方が大きいと感じると答えました。その他にもどちらを取るか問われる質問がありましたが、私たちのリスクを回避しようとする傾向は、より肯定的なものやポジティブなものを好む効果と関係があることがわかりました。

今回の発表は、私たちの日常的な消費行動にも当てはまる事例が多くある内容でした。認知心理学の発表は次回が最後になります。これまでの内容を振り返りながら、残り少し頑張りましょう!

HP担当 小川

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